住宅を買取るより不動産の賃貸生活が多くなっています

新しく神戸でアパートやマンションを建てて不動産経営を始める場合または、老朽化してしまった賃貸住宅を新しく建て替える場合は、まずその建築用地の検討を行わなければなりません。アパートやマンションは一度建築してしまうと、容易に建て替えることができないため建築時の市場調査が重要になってきます。建築用地の市場調査は、建築予定地の周囲についてその範囲の賃貸住宅の事情を実際に歩いてみて、確認することから始めていきます。市場調査に当たっては、アパートやマンションの棟数、間取りや駐車場、築年数、空き室の状況、入居率の動向や入居者の傾向、賃料の相場、物件に関する近隣の評判等を調査します。実際の市場調査に当たっては、近隣の不動産屋や金融機関に動向を確かめるのはもちろん自分の目で確かめてみることが大切になってきます。次に建築用地の診断を行っていきます。建築用地がアパートやマンションの建設に適しているかどうか、法律的な規制があるかどうかなどをチエックしていきます。
市場調査が終われば、次はアパートやマンションの建築仕様を決めていきます。建築仕様を決めるにあたって絶対に忘れてはならないのは、そこにどんな人が住むのかということです。言い換えれば大家さんから見て、どんな人に貸したいまた借りてほしいと望んでいるのか、そしてそのような人はどんな住み方をしたがっているのか、つまりターゲットに合わせて最適な建築仕様を選ぶことです。少し前までは住み方のパターンというとおおむね決まっていました。大学入学あるいは社会人になると同時に、実家を出てワンルームや1Kの部屋で一人暮らし、それから結婚して2DKの部屋へ。子供が生まれて3LDKの部屋にあるいはここで家賃とローンを引き比べてみて、分譲マンションや一戸建てあるいは中古住宅を買取るといった住み替えのスタイルが一般的でした。
しかし現在ではこうしたパターンは次第に過去のものになりつつあります。たとえ最新設備の新築マンションを買取ったとしても、ローンを支払い終えるころには35年前の不便で旧式なマンションが、手元に残るだけです。それよりは常に新しくて便利な設備や機能を利用することができる、賃貸生活を選ぶ人が増えてきています。ではどうすればこうしたターゲットのニーズをつかむことができるのでしょうか。よく言われることは、賃貸も分譲も基本は同じという考え方です。賃貸だから決まりきった定番の仕様でいいだろうという昔ながらの考えは不動産経営には通用しません。