賃貸用不動産の管理もおこなう仲介会社

 賃貸用不動産のオーナーの中には、土地と建物は用意する一方、管理や運営にはあまり関わりたくないという人もいます。管理を自らおこなうと、入居者からの夜間の電話などにも対応しなければならなくなり、不動産賃貸を専業でおこなっているわけでない場合、なるべく管理は外部に委託したいと願うケースが少なくないようです。
 そうした場合、入居者の募集や入居時、退去時の対応は、不動産仲介会社がすべておこなうことが多いです。仲介会社の中には、その後の管理も行うところがあります。管理と言っても、共用部分の清掃までもおこなうというところばかりではありません。入居者の連絡先となって、オーナーに伝言したり、契約更新時の対応をしたりすることだけにとどめているところも多いです。
 マンション1室のオーナーであれば、共用部分の清掃をおこなう必要はありませんが、アパートの場合は、オーナーがおこなう場合もあります。清掃代行会社に委託する場合もありますし、仲介会社がそれを手配するケースもあります。また、清掃をしないところもあります。ただ、そうした事情は、不動産賃貸に詳しいわけではないオーナーの場合、見当がつかないことです。そうした場合は仲介会社が的確なアドバイスをしますので、オーナーにとって仲介会社は心強い存在となっているようです。
 アパートや小規模のマンションの場合、管理人を常駐させるという例は稀です。管理業務は、入居者からの連絡への対応だけであるというケースも多いです。管理人を置くと、高額な経費がかかります。賃貸住宅が不足しがちで、どこも満室であったつい先ごろまでは、共用部分の清掃といった管理業務は必須でもありませんでした。ただ、現在は賃貸物件が供給過多となっており、空き室も目立つようになってきています。入居者募集中の場合は、共用部分は常にきれいに清掃しておくことが望まれます。オーナー自らが休みを利用して掃除すれば、経費はかかりません。それが難しい場合は、外部に委託することになりますが、委託手続きも仲介会社に依頼することができます。
 不動産を賃貸する場合は、入居者の募集などの仲介業務を不動産会社に委託するのが通例ですが、仲介業務だけでなく、他にさまざまなことも依頼できます。依頼する内容が多くなると、手数料も高くなってきますが、不動産業に時間を割けない場合などは、専門家に任せたほうがいい場合も多いです。そのほうが、なにかと効率的に進みやすい面があります。